四つ足の日本怪獣は、たまに膝で歩きます。いや、頻繁に、いや、いつも!!
アンギラス、バラン、バラゴン、ガメラ、バルゴン etc…。
実に味のある怪獣たちです。
膝で歩いてもそこは受け入れましょう
自分的には彼らが膝で歩いても違和感はありません。(と言い聞かせる) 足がかなり開かれていて、足の爪が地面をとらえていれば、「こういう怪獣いてもおかしくないよな」となります。
これは怪獣造形の巧みとスーツアクターさんの努力の賜物ですよね。
『怪獣総進撃』の2代目アンギラスが足の裏が上向きで膝がそろいぎみのスチール写真があって、それを見ると、なぜか胸が痛いのです。
スーツアクターさんが四つ足怪獣に慣れていなかったか、ちょっと気を抜いた時に撮られたのでしょうか。
この2代目アンギラス、『怪獣総進撃』での私的名場面は、やっぱり自慢の膝走りでキングギドラに向かって突進していくシーンです。ちょっとユーモラスですが…。
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初代アンギラスのかっこよさ
『ゴジラの逆襲』を久しぶりに観たのですが、初代アンギラスがカッコいい‼︎
そして膝を地面に着かずに頑張っています。
さすが初代四つ足怪獣‼︎
大阪城でのゴジラとの決闘の場面、後ろ向きのアンギラスが反転してゴジラを威嚇するシーンのカッコよさ‼︎
いかにも脳髄が体の数か所に分散している感じの俊敏さ。
思わず「いよっ!安擬羅屋‼︎」と掛け声を掛けたくなりました。
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アンギラスの鳴き声がかっこいい件
バランの後ろ足は写さない?
『大怪獣バラン』では、この四つ足怪獣の欠点を、なるべく写さないように撮影されました。
バラゴンはデザイン良すぎ!
バラゴンは、四つ足になったり、2足歩行になったり半々ですが、膝で歩いている場面もありました。
しかし、バラゴンの着ぐるみの出来が良すぎる?のか、まったく気になりません。
膝歩きというより、膝から下のふくらはぎを地面につけて歩いています。
脚の裏は、地面についていません。
それでも、そんなこと誰も気にしていないでしょう。
かっこよすぎますもん。