84’ゴジラが公開されて、数年後、次作の制作に向けて、一般にゴジラ映画のストーリーの応募がありました。
私も、ない頭をひねって、ストーリーを考えて応募しました。
案の定、不採用だったのですが、その時に、一緒にストーリーに応募した、私の友人の考えたストーリーを読ませてもらったのですが、それに私は衝撃を受けたのでした。
ゴジラファンでない友人の考えた新作ストーリーにびっくり!
ゴジラのストーリー募集に応募した時、SF映画好きの友達のT君も、私が誘って一緒に応募した。T君は日本の怪獣映画ファンというわけではなく、洋画の好きな男だった。
彼の書いたストーリーを読ませてもらった。内容はと言うと、細かい部分は忘れてしまったが、
オイオイオイ(汗)これが幼少期にゴジラ映画で洗礼を受けた人間と、ハリウッドSFX&007好きの人間との思考の違いなのか⁉︎オイオイオイオイ‼︎
俺たちは悪いにせよ良いにせよクライマックスで大暴れするゴジラが見たいのよ。
人間がゴジラをおいしく…その発想はゴジラファンには出てこんわぁ〜。
でも何となく洋画でありそうだなぁと思いつつ、そのストーリーの逆転の発想に驚きつつ、自分の書いたストーリーの稚拙さを思い知らされたのだった。
ハリウッド版『GODZILLA』でのデジャブ感
1998年のハリウッド版『GODZILLA』を見た時自分は、デジャブ感におそわれた。
この違和感はなんだ!そうだ!T君の書いたゴジラのストーリーを読ませてもらった時と同じような感覚だ!
やっぱりゴジラが好きでもない人が作るととこうなっちゃうか。
しかしこれは難しい問題だ。これからのゴジラ映画にはぶっ飛んだ発想が必要なのか、王道を守りつつ観客を楽しませていくのか。あなたはどう思いますか?