町のイベントなどで、ウルトラマンの着ぐるみを使いたいとなったら、そのためにはどのような方法があるのか調べてみました。
商業目的での使用となれば、作る、レンタルするに限らず、権利上、それ相当の金額がかかるでしょう。
しかし、営利目的ではないイベントなどで、それなりにリアルなウルトラマンの着ぐるみを使うとなると?
ウルトラマンの着ぐるみを使いたいと思っても借りることが出来ない
ウルトラマンの着ぐるみだけを借りて、自分たちで好き勝手にイベントを行うことはできません。
ウルトラマンの権利を持っている『円谷プロダクション』は、ことのほか権利関係に厳しい会社です。
ウルトラマンの着ぐるみを使いたいならば、
着ぐるみを使用するイベントの企画を円谷プロに打診する。
↓
という流れになります。
したがって、ウルトラマンの着ぐるみを使って、自分たちで好き勝手に自由に使うことはできないようです。
あくまで、要望に近い企画を円谷プロのほうから提案するという形になります。
円谷プロとしても、ウルトラマンの着ぐるみを利用して、怪しい催しをされては困るでしょうから、そうせざるいえないでしょう。
営利目的、非営利目的を問わずに、要望に応じたイベントの提案を受けられるようです。
ちなみに『東宝』では、2016年あたりまでは、ファイナルウォーズゴジラと機龍のイベント用の着ぐるみを貸し出していました。(現在は東宝さんのサイトを見てみると、レンタルのぺージが製作中で止まっています。)
関連記事
イベントにゴジラの着ぐるみを使いたい時は
ウルトラマンを勝手に使っていそうなイベントをネットで探してみた
ウルトラマンを勝手に使用した行事は、やはりネット上には見当たりません。
pixivという自分で描いたイラストを投稿するサイトには、一般人のウルトラマン関係のイラストが数点ありました。
広い意味では、これも著作権侵害にあたるようです。
自前のウルトラマン着ぐるみでのイベントはいいのか?
自分たちで作ったウルトラマンの着ぐるみでイベントをやるのは許されるのでしょうか?
やはり、これも著作権法違反になります。
円谷プロに発見されれば即中止でしょう。
イベントの規模によっては訴えられるかもしれません。
どの程度のイベントならウルトラマンの着ぐるみは許される?
円谷プロからのウルトラマンの着ぐるみを借りるのは不可能だとして、
じゃ、自前のウルトラマン着ぐるみで行うイベントはどの程度まで目うぃつぶっていただけるのでしょう。
音楽でも、個人的に楽しむための複製は認められています。
自作のウルトラマンの着ぐるみを着て自宅で遊んだりするのはいいと思います。
学園祭のクラス対抗の仮装大会なんかも円谷プロさんは止めには来ないでしょう。
しかし、ウルトラマンの着ぐるみを着て、模擬店で物を売ったりするのは微妙です。本来はダメでしょう。
コスプレ大会はOKでしょ!
コスプレイベントにウルトラマンのコスプレで参加。
これは、著作権の侵害になるのでしょうか?
法律的には著作権の侵害になってしまいます。
第三者に公開するという行為があかんということです。
でもこれでは、アニメのコスプレイベントなんて成り立ちませんよね。
ファンあってのアニメや特撮ですもの。
この辺は、版権元が、ある程度黙認することによって、win-winの関係で成り立っています。
秋葉原で職務質問を受けたウルトラセブンは著作権侵害?
数年前、秋葉原でウルトラセブンの着ぐるみを着た人が、婦警さんから職務質問をされているという画像がツイッターなどで拡散されたことがありました。
この場合は?
円谷プロからすれば、
これは第三者に公開するつもりで秋葉原にいたのだろうから×
セブン本人からすれば、
ただ私的にセブンでいたかっただけ。
婦警さん、
不審者ってことになりますよー!
写真を取ってネットで拡散した人
この人たちは、…私には判断がつきません。
そうは言ってもウルトラマンのマスクや科特隊のコスチュームは売っている
ウルトラマンを使って勝手にイベントはやっちゃいけないということになりますが、
ウルトラマンやウルトセブンのリアルな被り物は、円谷プロ©︎付きで販売されています。
これらのマスクなどは、やはり、イベントなどで被っちゃいけないということに、表向きはなりますよね。
じゃ、これでどうやって使えばというのでしょう。
- うちわの飲み会のかくし芸などで使う。
- 自分の部屋で被って「シュワッチ」とひとり遊びする。
- 買って、部屋に飾る
森次晃嗣さんは、ご自分のレストランにウルトラセブン関連のお宝などをかざっていましたが、森次晃嗣さんは、円谷プロから、やっぱり許諾を受けていらっしゃるのでしょうね。やっぱり。
出なきゃ、勝手に営利目的に使用ってことになっちゃいます。
有名な怪獣酒場も円谷プロとの共同企画なのですね。
そうですよね。やっぱり。
終わりに
版権ってやっぱり厳しいですね。
私はこのブログが、文字ばかりで寂しいので、自分で怪獣のイラストを描いてアイキャッチ画像として使おうと思っていました。
円谷プロさんのサイトを見ると、それも許されないということです。
もし、円谷プロ関連の画像や映像をブログに載せるなら、円谷プロオフィシャルのツイッターか円谷プロオフィシャルのユーチューブ動画を埋め込むしかないようです。