あなたがゴジラ好きになったきっかけはなんですか?
昭和ゴジラ?
チャンピオン祭りゴジラ?
平成ゴジラ?
それともミレニアムゴジラですか?
ゴジラはやっぱり昭和でしょ!何言ってんの平成だよ!いやミレニアムだ!
私は、年代的にはチャンピオン祭り世代なのですが、私の故郷の映画館では、春、夏、正月休みにはチャンピオン祭りを挟んで本多・円谷時代の特撮映画も上映していたので、(なぜか東映の映画館、東映まんがまつりも混在していました)ゴジラファンになったきっかけといえば、本多・円谷コンビの作品かもしれません。
とは言っても最初の3作はレンタルビデオ屋さんが普及するまで観ることができませんでしたが。
なので、本多・円谷組の時代の作品を基準にして、その後の作品群を見比べてしまうのです。
これはやっぱり、思い入れなのでしょうか、個人的見解ですが、どうしても本多・円谷時代の作品が良く見えてしまうのです。チャンピオンまつり世代ですが。
子供が見て夢中になってしまう、6〜10歳位でしょうか、この辺りにゴジラ映画の洗礼を受けると、その時見たゴジラが自分にとっての「ゴジラとはこういうものだ」が出来上がるのか。そこが知りたいところです。
平成VSシリーズ世代の人は例えば『ゴジラ対キングギドラ』を8歳の時に観たのなら、もう30歳を越えている訳で、今でもゴジラファンだったとすると、「やっぱりゴジラは平成ゴジラでしょ!」となるのでしょうか。
実際、この世代で育ったファンの方々が「昭和のゴジラもなかなかいいね」とか「昭和のゴジラってなんかかわいいね」とかコメントしているのをネットで見かけると、やっぱり私が感じている「本多・円谷時代の作品のほうが出来が良い」は自分の勝手な思い入れによる錯覚なのかもしれませんね。
日本映画専門チャンネルの『ゴジラ総選挙』でもベスト・オブ・ゴジラは『ゴジラ対ビオランテ』となりましたから、やっぱり私の感覚に片寄りがあるのかなぁ。
子供の時観たゴジラ映画より、自分が大人になってしまった後で製作されたゴジラ映画に対して、少し見方が厳しくなってしまいます。
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フィルムの劣化が映像をリアルに見せている?
とはいうものの、なぜだか初期の特撮作品の方が、時より、本物じゃないのか?と思うほどのシーンが多く感じるのです。往生際が悪い私。
『空の大怪獣ラドン』での阿蘇山の爆撃のシーンなんか、特撮とは思えないリアルさです。爆発した岩の中に、たまに白い石膏が見えるのですが、それでもまだリアル。『地球防衛軍』でのモゲラの登場シーンのリアルさ(キャタピラっぽいのに二足歩行なのはご愛嬌)
初期の作品って何か色合いが違うと思いませんか?
これはフィルムの劣化のせいなのでしょうか?それとも当時使っていたフィルムから来るものなのでしょうか?画像の荒さが逆にリアル感というかドキュメンタリーなタッチを描き出しているように見えるのです。
くっきり見える新しい映画は特撮には逆効果?
『東宝特撮未使用フィルム大全集』という古いビデオを持っているのですが、その中で、『日本海大海戦』のフィルムの合成シーンが出てくるのですが、最初に大プールに浮かぶ戦艦のミニチュアのシーンに本物の背景と群衆を合成すると、幾分映像が劣化します。その後で、テロップ?の文字も合成で入れ込みます。すると、もっともっと映像が不鮮明になっていきます。
ですが、それに反比例してどんどん映像がリアルさを増してくるというマジック。というか副産物的な効果が感じられました。
新しい映画は、映像の色合いが劣化されずに残されていくでしょうから、綺麗すぎてリアルに見えないという逆ハンデが多少あります。
しかし、VFXが発展してきてから、わざと映像を粗くするような細工をしていますか『GMK』あたりからそんな感じがするのですが。(デジタルで画像を粗くするのを「ソラリゼーション」というそうです)
だらだら書き連ねましたが、現在はDVDソフトが販売されているわけですから、新しいゴジラファンの方々には「〜世代」という区分けも無いんですよね。今頃気づいたw
よく調べもせずに、勝手なこと書いてますw
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コメント
キングギドラ~デストロイアは未就学児~小学生とその親をターゲットにしたファミリー路線映画なので、当時の未就学~小学生が世代
と捉えればこの記事が書かれた時点の30歳は直撃世代といえそうです
夢中になってみるのが10歳以下、という分析も的を射てると思います。ただ下限は6歳ではなく、3歳くらいな気もします。
コメントありがとうございます。
そうですね。思い出してみれば私も、外で遊ばずに毎日ゴジラのお絵描きばかりしていたのは、小学校に上がる前の事でした。