新宿のゴジラさん、ビルにかかった爪が丸くて全然リアルじゃない。
せっかくヘッドがこんなにいいかんじなのに、なんでなんだ!
詰めが甘いじゃないか!(爪があまいじゃないか!)
東宝美術のみなさん、これはどうしたことだ!
まん丸な爪にご不満のゴジラファンがきっといることでしょう
新宿の新東宝ビルに設置されたゴジラヘッドを見学に行きました。
東宝映像美術の製作ということで、東宝の中のスタッフによる製作なのに…なぜ!なぜなんだ!
ビルに掛かったあの3本の爪のクオリティのイージーさは!まん丸です。
ゴジラの頭部と3つの爪の部分は、別々の班で造られたと想像するしかありませんが、ここで想像の世界に入ってみましょう。
改めて、頭部と爪のクオリティの違いの原因を考えてみる
推定1: ゴジラの頭部と爪部分をまったく別の班で作った。
推定2: ゴジラの頭部に力を注ぎ過ぎて、爪部分の造形が疎かになった。
推定3: 建築基準法に引っかかり、リアルな尖った爪を設置出来なかった。
推定4: 地震など、万が一の落下事故を考えて、先の丸い爪を造らざるおえなかった。
推定5: 頭部はゴジラスーツからの3Dのデータを使えたのだが、爪部分はそれが出来なかった。
推定6: 東宝映像美術スタッフみんなが、誰もそんなこと気にしていない。「いいものが出来たなぁ。」
ちなみに同ビルにある「ホテルグレイスリー新宿」に出来た「ゴジラルーム」内にはどデカい「ゴジラの手」があります。
こちらのゴジラの手の爪は、尖った鋭い爪になっています。
ゴジラの世界観を再現した新宿のホテルに映画.comが潜入! 「ゴジラルーム」徹底解説
これを見るとやっぱり、ビルから落下した時の事を考えて、ああしたのかなぁ。
追記
ツイッターで、私の知らなかった情報をすぐにリツイートしていただきました。あの爪は中から光るようになっているそうです。爪に照明の役割を持たせるために、あのような造形になっているわけですね。
私の推測、見事に全部不正解。汗)
新宿といえば84’ゴジラです。合成がいまいちに見えた繁華街のシーンに印象があります。