『ゴジラ』が空想おとぎ話とはいえ、時代設定は戦後のお話です。
大戸島のじい様のお話は、どのぐらい昔のお話なのでしょうか。
じい様のゴジラの話は本当か?
じい様が生まれたのは多分明治時代だぞ!
第1作の『ゴジラ』の公開は1954年です。この『ゴジラ』が近未来設定ではなく公開当時設定または、公開1年前の架空の出来事だったとしましょう。
1953年の出来事と仮定して、あの大戸島のじい様を80歳としましょう。
すると、じい様の生まれたのは1873年、明治6年です。
じい様は言いましたよね「わけぇ◯◯を◯◯にして、沖に流したもんだ〜」
本当か〜 オイ⁉︎
じい様の記憶に残っているって事は小さくてもじい様が7〜9歳くらい、あの言い方だと子供の頃の記憶じゃないようにも聞こえます。
10歳のころの出来事だとするならば、1883年(明治16年)ですぞ。
江戸の時代じゃないんですぞ!
1871年、東京府に 邏卒(らそつ)3,000人が設置されたことが近代警察の始まりとなった。同年、司法省警保寮が創設されると、警察権は同省に一括され、東京府邏卒も同省へ移管された。薩摩藩出身の川路利良は新時代にふさわしい警察制度研究のため渡欧し、フランスの警察に倣った制度改革を建議した。司法省警保寮は内務省に移され、1874年に首都警察としての東京警視庁が設立された。
ウィキペディア 日本の警察
警察の歴史を振り返ると、じい様のゴジラ話はちょっと眉ツバに思えてくるがな〜。
じい様が10歳だった1883年当時は警察が形を成してから10年近くたってますよ ! 大戸島は遠すぎて駐在さんは派遣されていなかったのか?
どっちにしたって、怪獣を鎮める為とはいえ、これは大きな罪で処罰されますよ本当なら‼︎
じい様‼︎嘘つくんじゃね〜。か?
原作者の香山 滋さんに敬意を表しながらも、この「沖へ流した」話はじい様の記憶で語らせるのではなく、お神楽の唄の内容とか、岩に刻まれた碑文とか、ゴジラが大戸島に上陸した時に偶然ゴジラの尻尾で崩された崖から壁画か碑文が見つかる。それが100年以上も前のものだった。
なんていうくだりも良かったのかもしれません。
でも、そんな時代大戸島には寺子屋も無かっただろうから漢字を書ける人はいなかったかw
実は、裏でこんな会話が…
新聞記者:「お祖父さん、その⚪︎⚪︎を沖へって話、お祖父さんがお幾つの時の話ですか」
じい様:「とう(10)の頃じゃ」
新聞記者:「そのころ、もう日本には警察がありまして、そんな事したら…」
じい様:「そうだ!芋掘りに行かねば」
新聞記者記者:「お祖父さん、もうちょっと話を…」
じい様:「いい芋が掘れそうじゃ…よっこいしょ」
(完)
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