この記事は、『シン・ゴジラ』を劇場で観る前に書いたものです。
この歯の秘密は、どなたかの説明で理解しましたが、あとで読み返すと、つまらないこと書いてますね。
アホ!と言いながら読んでください。
この『歯』は有りなのか!
シン・ゴジラのデザインが一部発表されましたね。みなさんそれぞれのご感想があると思います。
たぶん、あなたも感じたかもしれません。
その「歯」はどうなの?と…。
シン・ゴジラ公式サイトの黒塗りのティザービジュアル。コントラストいじったら意外とディテール残ってたんだな。 pic.twitter.com/BBj6xbeOnr
— 佐呂間天 (@saromaten) 2016, 1月 23
このゴジラの画像は本番用のゴジラスーツなのか?皮膚の感じを見るとクレイモデルの様にも見えます。
ん〜、見れば見るほど歯が華奢すぎる。鯨の髭を思わせるのは私だけでしょうか。この歯ではオキアミを濾しとって喰うしかないじゃないですかってが?オキアミもすり抜けてしまいそうです。
昔、サイボットゴジラの「歯」を見た時、「亀田のあられおせんべい」を噛んだらポキっと折れてしまうんじゃないかと思ったのですが、そのサイボットゴジラの歯より細くて小ちゃいぞこれは。
このシン・ゴジラは、歯の生えている部分に口の中、口の外という境界が無いのが特徴的ですね。これは今までの日本産ゴジラの口元のデザインと比べると明らかに変わったところですね。
『歯茎』のあった国産ゴジラ
今回、初代ゴジラからファイナルウォーズのゴジラまでの「歯」の生え方を見直してみました。
何十種類かあるゴジラスーツですが、日本産ゴジラはみな、歯が口の少し内側にあります。
唇があるというか、犬や猫のようにとまではいかないまでも、若干「歯茎」的な部分があり、そこから歯が生えています。
ちょっと哺乳類的なんですよね。
ガレージキットの塗装例などでも赤っぽい塗装で歯茎っぽさを表現しています。
いいじゃないですか。
ゴジラは『怪獣』なのですから。
このシン・ゴジラの歯の生え方、革新的?ですね。
今までの日本ゴジラ像を変えるデザインです。
保守的なゴジラファンは受け入れずらいかもしれません。
このシン・ゴジラの歯で思い出すのが、エメリッヒ版ゴジラの歯です。ハリウッドが作るゴジラさんは歯が口の縁(へり)から生えている感じです。
「歯茎」がないのです。ワニさんタイプにしてしまうんですよね、西洋の人は。
ギャレゴジもどちらかといえばエメゴジに近く、口の縁(へり)から生えている感じです。
やっぱりどこか爬虫類にこだわって作っています。
シン・ゴジラさんは、歯茎なしゴジラですね。
今の私には拒否反応が出ています。ゴジラの歯はこれじゃないんじゃないか?と。
樋口真嗣氏に『うるせ〜っ 黙って観ろ!』って言われそうですね。
ムッシュムラムラゴジラ
そしてこの表皮の処理。水爆実験による放射能の影響でのケロイド感をだしたのでしょうか。
やっぱりこれは、着ぐるみを作るための見本のクレイモデルなんじゃないのか?
しかしクレイモデルでここまで歯を細かくは作らないかもしれない。
じいっと見ていると、このシン・ゴジラの顔が『ファンタスティック・フォー』(私の世代では伸びろゴームズ)のムッッシュムラムラの『岩石の男』に見えてくるのは私だけですか?なんかにてるでしょ?
『つぶらな瞳』が何かを思い出させます
それから、この『つぶらな目』が特徴的だ!
初代ゴジラを彷彿とさせるけれど、異常に小さい。
やっぱムッシュムラムラの『ガンロック』にしか見えない。
しかしよく見ると、この目の感じ、なにかを思い出しませんか?
そうです、宮崎アニメに登場するキャラから感じる視線なのです。
トトロやパンダコパンダのパンダのパパや猫バスのような(無理やりやな!)無機質なようなんだけど感情を表している不思議な目。
見せてやれ!ハリウッドに
いい意味で私たちを裏切って欲しい『シン・ゴジラ』。
キャストを見ると、俳優さんに制作費を随分持っていかれてしまいそうですが、期待しましょう。
ハリウッド版はモスラ、ラドン、キングギドラの登場も噂されていますし、そのあとはハリウッド版『キングコング対ゴジラ』ですぜ。
ゴジラの真髄を見せておくんなせい!東宝さん!