日本の昔話やおとぎ話は、皆さんもご存知の通り、SFの要素がいっぱいですよね?
そんな日本の昔話やお伽話の、SF的な部分を、独断と偏見で掘り下げてみようというのが今回の趣向です。
かぐや姫は、竹のような細い宇宙船で不時着した宇宙人だった!
細い竹のような宇宙船が、竹林の中に、刺さるように不時着したのを、偶然に翁が見つけたというお話です。
かぐや姫が眠っていた竹は、人口冬眠カプセルだったとも考えられます。
母船が何かが原因で大破する、寸前に、母船に搭乗していた宇宙人の夫婦が、自分の娘を人口冬眠の状態にして、自分たちは犠牲になり、娘だけを地球に向かって脱出させた。
「生きぬいておくれ〜」プシューッ
母船:ドッカーン
大気圏を輝きながら侵入してきた細い光が、裏の竹林へグサっと刺さったのだった。
浦島太郎は円盤型タイムマシンを亀だと思った?
子供に虐められていた亀は、実は亀ではなくて、円盤だったのです。
浦島太郎は、小型宇宙船に乗っていた宇宙人を知らずに助けたのでした。
この円盤に乗せられた浦島太郎は、光速を超えて数億光年先の星へと招待され、夢のような時間を過ごして地球に戻って来た。
この先の物語は、映画、初代「猿の惑星」と同じです。
浦島太郎は時空を超えて、未来の地球へと戻ってしまった。
宇宙人は、浦島太郎に、小型のタイムマシンを持たせた(玉手箱)。
玉手箱を開けた浦島太郎は、地球で暮らしていたら、とっていただろう年齢の分だけ一気に老けてしまった。
「猿の惑星」の元ネタは浦島太郎なんじゃないですか?
桃太郎の桃は球形の宇宙船
桃太郎さんも、桃のような球形の宇宙船に乗った宇宙人だったのです。
高度な文明を持った星から来た「桃星人」は、犬や猿、キジなどの言語を持たない動物とも、会話をできる装置を持っていた。
桃星人は、映画「怪獣大戦争」のX星人が、電磁波でゴジラ、ラドン、キングギドラを操ったようにして、犬、猿、キジを味方につけたのだった。
そして、桃星人より先に地球に到着して、着々と進行計画を立てていた他の星の宇宙人(鬼)の基地(鬼ヶ島)へと向かったのでした。
どうです?中々のSFサスペンスでしょ!?
なんだか、「バビル2世」にも通づるものがあるかも。
え? ない?
一寸法師のお椀は小型宇宙船
一寸法師は、実は小人型宇宙人であった。
一寸法師の乗る小型宇宙船は、お椀のような円盤だったのだ。
この円盤は水中にも潜る高性能で、川を下っていったのだと思われる。
またまた、先に地球に来ていた、鬼星人と一戦交えて、巨大化装置を手に入れる。
一寸法師は地球人と同じ大きさになることで、地球人と同化していったことは、誰も知らない…。
分福茶釜は円盤だった。
タヌキが化けたと言われている「分福茶釜」は実は、タヌキのような毛むくじゃらの宇宙人が乗って来た小型の円盤だったのだ。
地球に不時着した、タヌキ型宇宙人は、自分の星へ帰ることを諦め、古物として買われた先の古道具屋で、円盤の部品となる金物を物色しながら暮らした。
時々、縁日で見世物として、円盤に乗ってパフォーマンスを見せながら、タヌキ星に帰ることを夢みた。
古道具屋のおじさんに感謝しながら、タヌキ星人は故郷の星に帰ることなく地球で一生を終えたのだった。
どうです! スピルバーグも黙るほどのナイスなSFでしょ?
その他にも
天女の羽衣が宇宙服だった。なんてのもあります。
日本のお伽話やむかし話には、いくらでもSFが出てきます。
大昔の人の創作力って凄いですね。
結局、現代で制作されている映画なども、お伽話やむかし話の焼き直しにちょっとスパイスを加えたようなものが多いことに気づかされます。
たまには、図書館の子供の本のコーナーにある物語を真剣に読んでみると、思わぬ発見や、考えさせられるような心理を発見できます。
まとめ
- 日本のお伽話はSFの宝庫である。
- むかし話の主人公には宇宙人が多い。
- むかし話には宇宙船がでてくることが多い。
- 児童書の中に、大切なことが発見できることがあるので、図書館で読んでみよう。
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