スカルピーは温めると固まる粘土です。常温では固まらないので、造形の際は、何時間でも納得するまでいじっていられます。
手にも付きにくく、造形の素材として、実に優れた素材です。
今や、怪獣造形にはなくてはならないものです。
スカルピーを焼くオーブン
スカルピーは、一般的にはオーブンで加熱して固めます。
しかし、このスカルピーという材料、加熱し過ぎて焦がしてしまうと、発ガン性のある、ダイオキシンという良くない物質が発生すると言われていました。
現在では、ダイオキシン対策がとられて、スカルピーの内容物に改良が加えられています。
しかし、このスカルピーという素材を加熱中に出るガスを吸ってはいけないとの注意がありますので、室内でオーブンを使う事も止めたほうが賢明です。
普段、室内に置いておくのも出来るならやめた方がいいでしょう。
というわけで、キッチンにある、奥様、お母さん、お姉さんが、普段、クッキーを焼くのに使っているオーブンを使っては絶対いけません。
スカルピーでの造形を始めるなら、造形だけのために使うオーブンを用意する必要があります。高価なものは必要ありません。(スカルピーを焦がしてはいけないので、温度調節機能付が必要です)
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ゴミの分別がいい加減だった80年代まではダイオキシンだらけ?
私の世代の子供の頃、学校で出たゴミは、小学校、中学校の掃除の後、校舎裏手の隅にある焼却炉にドサッとゴミ箱から直接投下!後は用務員さんが燃やして終わり。分別していた記憶はなかったなぁ〜。
テレビのニュースで見た記憶では、ビニールハウスでの温室栽培農家、燃料は古タイヤを燃やして使っていました。そのニュースではその行為が肯定的に報じられていた記憶があります。
今の視点で見ると、これは恐ろしい行為です。
私自身も、少年時代に、戦車のプラモデルにアンテナを付けるために、プラモデルのランナーをガスコンロで炙ってビヨーンと伸ばして作ったり、ルアーを改造するために、ワームをライターで炙ってくっ付けたり、あまり換気の良くない部屋で悪いガスを吸っています。
この間も、袋麺のインスタントラーメンを作っている時、嫌な臭いがすると思ったら、ラーメンを作っている鍋の下にラーメンの袋が溶けて燃えかかっていました。相当、ヤバい物質がコンロ周りに広がったと思われます。
食べましたけどね、そのラーメン…。
たぶん、随分と寿命を縮めているんでしょうね。
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